2017年7月11日火曜日

【 リノベーションなら中古マンション ③ 】


東海地方、梅雨明けはまだ発表されていませんが、
暑い日が続きますね・・・  
急に暑くなったので、体がついて行かず大変です (T_T)


さて、第3弾!!の今回は、
『 分譲マンションの資産価値 』 について、少し・・・。


現在、日本の不動産取引における中古住宅の流通シェアは約13%
それに比べて、欧米など諸外国では、中古住宅の流通シェアが70~90%との事。
欧米のこの数字は 「良い家を建てて、ちゃんと手入れをし永く住まう」 と言う考えが
根付いているからだそうです。

一方、日本の住宅は、建てては壊すの「消費型」の考え方。
戸建住宅に関しては、入居した途端に価格は下がり始め、経年原価の考えから、
築20~25年で建物の価値が ほぼ “0(ゼロ)” になってしまうのが、今の日本の現実です。

もちろん、壊れたり傷んだりした場合には、修繕を行うかと思いますが、
これでは、
『 定期的にちゃんとメンテナンスしよう。 』
とか、
『 将来、売るかもしれない時のために設備のレベルアップを・・ 』
などという、感情が湧いてこないのも仕方のない事なのかもしれません。。。

また、購入者側からしても、
中古住宅の価値が適正に評価されず、
住宅ローンを組もうとした時、金融機関も住宅そのものを担保とする貸し付けが困難になり、
希望する金額が借りられなかったりすることから、
古い中古住宅は、市場でも取引対象になりにくく、
売主は、ほぼ土地の価格だけで泣く泣く売却したり、売却自体を諦め、
空家のまま放置されたりと、負のスパイラルに陥ることになってしまいます。


そして この問題を解決してゆく為に、

平成18年に 『住生活基本法』 という法律が施行されました。

《基本理念》
1. 現在及び将来における国民の住生活の基盤となる良質な住宅の供給等
2. 住民が誇りと愛着を持つことのできる良好な居住環境の形成
3. 居住のために住宅を購入する者等の利益の擁護及び増進
4. 低所得者、高齢者等の居住の安定の確保

内容をすごく簡単に説明すると、、、
「住宅の長寿化と中古市場の活性化を促進していきましょう」
というもの。

これは、「分譲マンション」においても例外ではありません

「どうせこの先、売る予定だから、多少の痛みはそのままでいいかっ」 とか
「この位の傷みなら、全然住めるし・・・」 、と思うのではなく、
自分がその家で永く暮らすことが出来る様に、
また実際に売るとなった場合にも、コツコツとメンテナンスをして置く事が、
少しでも高く売却できる可能性に繋がります。

「戸建住宅」 「分譲マンション」 も、
今後の資産価値を上げるのはアナタ次第です!!



http://s-mansion.co.jp/