2012年10月6日土曜日

マンションは「免震」に関心!?

前回お話した「基準地価のお話」に続いて、やはり静岡マンションセンターとしてはマンションのお話をしたいと思います。

動きとしての特徴はやはり震災の影響です。
住宅地に関しては沿岸部へ関心が移るのと同じように、マンションに関しては「免震構造」の建物へと関心が強まっているようです。

「免震構造」の建物とは地面と建物の接合部に地震の揺れを吸収する免震装置(特殊な工業用ゴム系の物が多い)を組み込んだ構造で、静岡市内にも平成10年竣工の分譲マンションで採用されたのを皮切りに、ここ数年では免震構造採用の分譲マンションも増えてきています。
将来的に東海地区でも大地震は無視できない存在ですので、これからのマンション選びの一つの側面として、防災面からも「免震構造」マンションを選択する動きも出てきそうです。

基準地価のお話

国交省発表

先月、9月19日に国土交通省が今年の基準地価を発表しました。
これは、国交省が毎年7月1日時点での都道府県の地価を公表するもので、震災の影響もあり、今年も全国的に下落しました。

我が静岡県内の基準地価は、住宅地で平均マイナス1.8%と下落幅が前年(2.1%)より縮小したものの、4年連続の下落となりました。